ラノベばっか読んでたら某宗教系大学に入れたはなし
受験シーズン到来ですね。
受験生の皆様は必死でお勉強に勤しんでおられるでしょう?
俺が大学に入れたのは菊地秀行様のお陰と思ってる。
高校3年の夏休み、塾に通うのに電車に乗るんで、その待ち時間を涼しい本屋で過ごしてた。
そこで手にとってしまったのがバンヴァイアハンターD
軽い気持ちで手を出してしまったら、どハマり。
高校入学時は下から5番目くらいの成績だったのが、なんやかんやで3年の頃には上位レベルになって、それなんで調子に乗って大学行こうんて思ったのかもしれない。
そもそも勉強なんて嫌いだったので、あっという間に本の世界に逃避行。
菊地秀行の少々エロいのが高校生には刺激的でいいw
魔界都市ブルースにトレジャーハンター八頭大・・・
勉強なんてしてる暇はない。
夏休みだけでそれまで本なんて年1冊も読まなかった奴が20冊ぐらい読んだ。
当然勉強してた時間はほとんど無く夏休みは終了。学力向上は無かったね。
あとはそのままズルズルと受験の日をあまり必死さもなく迎えてしまった。
そして・・・
全滅wwwww
いや、1つ残ってる。
二期試験。
2次募集ではないので既に申し込みは済んでたが、合格競争率は46倍。
それまで競争率2〜3倍程度のところを落ちまくってたので合格は当然期待できずだが、
ここの場合受験科目はなんと英国数のどれか1科目!
迷わずやや古典が得意だったことも有り、国語をチョイス!
試験当日、試験開始・・・
問題を開くと、1ページから10ページまでびっしり長文問題の読みから。
それも司法がどーたらこーたらって内容。
2問目は古典。
3問目はチョット長めの文章問題。
まさか合格などするわけないと確信してるから、合格発表日までの2週間ほどを浪人するべく手続きを完了してた。
卒業式も発表日2日前に済んでたしね。
でいよいよ発表の日、インターネットも携帯もない時代だからね、独り電車に乗って発表の現場見に行ったのよ、自分が落ちてるの確かめにさ。
ところがどっこい掲示板にあるんだよ、俺の受験番号が。
驚いたね、この表現の仕方に。たった今。ところがどっこいってw
思い返すと絶対に物凄く難しいはずの文章が、いやいやスラスラ読めたわ。
内容も1回読めばバッチリ入ってきてたな。
漢字の読み書きもちょろかった。
嗚呼、あの夏の経験が俺を変えていたんだ。一夏のけ・い・け・ん
確かに文章読むのは早くなっていたし、変な漢字いっぱい使われてるから辞書もひいたよな。
知らず知らず読む力と理解する力が格段に上がっていたんだと思う。
菊地秀行がDが秋せつらが変えてくれたんだ。
ああそうかそうか、某宗教系大学って云っても多くの人が最初に思いついたやつじゃないよ。
ただ坊主の小倅がキャンパスを闊歩してたけどね。